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【Windows】削除したファイルがゴミ箱にない場合のデータ復元方法!

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この記事は約9分で読めます。

Windows PCで間違えてファイルを削除してしまい、すぐにゴミ箱を確認してみるもの、削除してしまったファイルがゴミ箱にない。大切な写真や動画だった場合は非常にショックですよね。

でも安心してください。「EaseUS Data Recovery Wizard」というデータ復旧ソフトを使用すればWindows PCで削除してしまったファイルのデータ復元が可能です。
しかも、2GBのデータ復旧までは無料で利用できます。

無料版の「EaseUS Data Recovery Wizard Free」を実際に使ってみて、様々な削除条件下でのデータ復元の実験や、
製品版の「EaseUS Data Recovery Wizard Pro」で大容量ファイルのデータ復元ができるのかの実験など、いろいろ試してみました。

今回は、Windows PCで削除したファイルがゴミ箱にない場合のデータ復元方法について、ソフトのインストールからデータ復元までの手順を写真付きでわかりやすく解説します。

この記事は、EaseUS Software Co., Ltd.様よりレビュー依頼をいただいて執筆しています。
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ゴミ箱にないデータでも復元可能

Windows PCで不要な写真や動画を削除してストレージの整理をしているときに、必要なデータまで削除してしまった…という失敗、誰でも一回は経験したことありますよね。

その写真や動画がとっても大切な思い出のデータだったら頭真っ白で泣きそうになりますよね。僕は泣きます。

通常、Windows PCで削除したファイルはゴミ箱に入りますが、ゴミ箱を空にしてしまうとデータは完全に削除され元に戻せなくなります。
また、SDカードやmicroSDカードのデータをカメラから直接削除するとWindowsのゴミ箱には表示されません。

この記事にたどり着いた方の多くは、削除してしまったファイルがゴミ箱にない状況でファイルが戻せなくて困っている方だと思います。
でも安心してください。
その大切なファイルをWindows PCの中から救い出す救世主のようなファイル復旧ソフトがあるんです。

それはWindows PCで間違えて削除してしまったデータを復元するEaseUS Data Recovery Wizard」というソフトで復元可能です。
無料版が用意されているので、2GBの復元までなら無料で利用できます。

なぜゴミ箱から削除したデータが復元できるのか?

ゴミ箱から削除した場合Windows PCの画面上からは消えて見えますが、HDD、SSDSDカードなどの記憶領域にはデータは存在したままなのです。

次に他のデータがその記憶領域に上書きされるまでは「EaseUS Data Recovery Wizard」のようなデータ復元ソフトを利用することでデータが復元できるというわけです。

Windows PCで削除したファイルのデータ復旧方法

それでは、Windows PCで削除したファイルがゴミ箱にない場合のデータ復元方法について、データ復旧ソフトのインストールからデータ復元までの手順を写真付きでわかりやすく解説していきます。

今回の実験には、画像ファイルと動画ファイルの以下2つのファイルを使用します。
・「TEST_4K別府花火2019.mp4」
・「TEST_SHOTALAB.png」

まずは復旧対象の「TEST_4K別府花火2019.mp4」と「TEST_SHOTALAB.png」をデスクトップからゴミ箱に入れ、ゴミ箱の中を空にしておきました。

今回はこの動画ファイル「TEST_4K別府花火2019.mp4」と画像ファイル「TEST_SHOTALAB.png」を復元していこうと思います。

①「EaseUS Data Recovery Wizard」をインストール

下のページにアクセスし、無料版の「EaseUS Data Recovery Wizard free」をダウンロードします。

データの上書きを防ぐため、データを削除してしまったストレージ(HDDやSD)以外のディスクにダウンロード&インストールします。
今回は、Cドライブ(デスクトップ)が復旧対象ディスクなので、Dドライブにダウンロード&インストール作業します。

そのまま無料ダウンロードをダブルクリックしてしまうとCドライブに保存されてしまうので、「無料ダウンロード」ボタンを右クリックし、「名前を付けてリンク先を保存」をクリックします。
https://jp.easeus.com/data-reovery-software/drw-free.html

ここで復旧対象ディスク以外のディスクを選択します。今回はDドライブの「TEST」フォルダを選択しました。

ダウンロードされたファイル「drw_it_install.exe」をダブルクリックで開きます。

インストールを進めていくと、インストール先の指定画面が出るので、ここでも復旧対象ディスク以外のディスクを選択してインストールを完了させます。

これでインストール完了です。
ダウンロードした「drw_it_install.exe」は削除して構いません。

②ディスクをスキャン

まずは、インストールした「EaseUS Data Recovery Wizard」を起動しましょう。
インストール後、勝手に起動した場合はそれでOKです。

「EaseUS Data Recovery Wizard Free」が開くので、復元したいデータの入っているストレージを選択してスキャンをクリックします。
今回はCドライブを指定しました。

ファイル数が多い場合スキャンに時間がかかります。コーヒーでも飲みながらしばらく待ちましょう。
今回は約40分かかりました。

③復旧したいデータを捜索

スキャンが終わったら削除してしまったデータを捜索していきます。
削除してしまったデータを捜索する方法は様々です。
ここでは、「高度なフィルター」を使って検索する方法と、「ファイル名」で検索する方法の2つを紹介します。

・「TEST_4K別府花火2019.mp4」→「高度なフィルター」で検索
・「TEST_SHOTALAB.png」→「ファイル名」から検索

「高度なフィルター」で検索

まずは「高度なフィルター」で「TEST_4K別府花火2019.mp4」を検索します。

「フィルター」をクリックするとメニューが出てくるので「高度なフィルター」クリックして開きます。

「高度なフィルター」では様々な条件でデータを絞り込めます。
まずは2つのファイルの内、動画データの「TEST_4K別府花火2019.mp4」に的を絞って捜索します。
今回は「削除されたファイル」「ビデオ」「100MB-1GB」「頭文字がQ-Z」の4つにチェックしました。

すると、ゴミ箱から完全に消したはずの動画ファイル「TEST_4K別府花火2019.mp4」が見つかりました。
復元したいファイルを見つけたらチェックを入れます。

「ファイル名」から検索

次に「ファイル名」から「TEST_SHOTALAB.png」を検索します。

右上の検索窓にファイル名を入力して「虫眼鏡🔍」で検索します。

ゴミ箱から完全に消したはずの画像ファイル「TEST_SHOTALAB.png」が見つかりました。
復元したいファイルを見つけたらチェックを入れます。

ファイル名を覚えている場合は、この方法が早く確実に見つけられそうです。
状況に応じて捜索方法を使い分けましょう。

④データを復元

それではチェックを入れたファイルを復元していきます。

データの上書きを防ぐため、データを削除してしまったストレージ(HDDやSD)以外の別ディスクを復元先に指定します。
今回は、Cドライブ(デスクトップ)が復旧対象ディスクなので、Dドライブの「TEST」フォルダを復元先に指定しました。

復元したいファイルにチェックをつけた状態で「リカバリー」をクリックして、復元先を選んで「保存」をクリックします。
ここではDドライブの「TEST」フォルダを復元先に指定してます。

「リカバリーが完了しました!」の表示と同時に復元先に選んだフォルダが開きます。

確認してみるとMicroSDカード内に「Recovered data **************」というフォルダができていて、その中に復元されたデータがあります。

確認してみると、ゴミ箱から削除したはずのデータが復元されており、画像データ・動画データ共にデータ破損無く、表示・再生可能でした。すごい!

様々な削除条件でデータ復元できるかを実験してみた

ゴミ箱から完全に削除した場合

結果:◯

上のデータ復元の手順解説でも紹介したとおり、見事にデータ復旧できました。

microSDカードのデータをカメラ(Osmo Pocket)から削除した場合

結果:◯

microSDカード内のデータをカメラ(Osmo Pocket)から直接削除した場合でもWindows PCでデータ復旧することが出来ました。

SDカードのデータを他のPC(Mac)から削除した場合

結果:◯

microSDカード内のデータをMacから直接削除した場合でもWindows PCでデータ復旧することが出来ました。

SDカードのデータを他のPC(Mac)に移動した場合

結果:◯

SDカード内のデータをMacへ移動した場合もWindows PCでデータ復旧することが出来ました。
これは削除した場合と同じ状況かもしれませんが、一応試してみました。

無料版で復元できるのは合計2GBまで、有料版は無制限

無料版では初期で0.5GBまで復元でき、EaseUS Data Recovery Wizard free」インストール後にSNSで共有することで+1.5GB復元できるようになります。
これで合計2.0GBのファイルまでデー復旧可能です。

しかし、ドローンやカメラで撮影した動画等はデータ容量が非常に大きくなりますよね。
そもそも2GB以上のデータは無料版(2GBまでの制限あり)では復元できません。

その場合は製品版を購入することで復元可能になります。

実際にドローンのデータファイルサイズ3.6GBの大容量データもデータ復元できました。

2.0GBの無料分を使い切った方やファイルサイズの大きなデータを削除してしまって復元したい場合は製品版を検討してみましょう。
スキャンまでは無料で出来ますので、そこでデータが見つかれば安心して製品版を購入することができると思います。
一度購入すれば永久無料アップデート付きなので安心です。
https://jp.easeus.com/data-recovery-software/drw-pro.html

今回は、Windows PCで間違えて削除してしまったデータを復元することができるEaseUS Data Recovery Wizardというデータ復旧ソフトを実際に使ってみて、様々な条件で実験してみましたが、画像データから大容量の動画データまでしっかりとデータ復元できることがわかりました。

私は普段、Mavic 2 Zoom(ドローン)やOsmo Pocketで撮影した大容量の動画データを扱うことが多いのですが、頻繁に不要データの削除を行います。
その時に間違えて消してしまった…。という悲しい事故が起きてしまっても、このソフトがあれば大丈夫そう。これがあると非常に心強いと思います。

削除してしまったデータを復旧したい方、2GBまで無料で使用できる無料版もありますので是非お試しください。
大容量のデータを復旧したい場合は、スキャンまでは無料で出来ますので、そこでデータが見つかれば、そのタイミングで製品版を購入して復元すればいいと思います。

それではまた( ^_^)/~~~

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