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Final Cut Pro Xで書き出しエラーが発生する時の対処方法

EDITING TIPS
この記事は約4分で読めます。

こんにちは、しょうたです。
Final Cut Pro Xで編集した動画を書き出しする際に書き出しエラーが発生してしまい、イライラしていましたが原因がわかりましたので、備忘録をかねて記事に残しておきます。

この記事では、Final Cut Pro Xで書き出しエラーが発生する時の対処方法を紹介しています。

Final Cut Pro Xをお使いの方で、書き出しエラーによりせっかく編集した動画が書き出しができずお困りの方は参考にしてみてください。

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Final Cut Pro Xで書き出しエラー発生の原因と対処方法

①最適化されたメディアを作成していない事によるメモリ不足

フレーム 2701の作成中にエラーが発生したため、操作を完了できませんでした(エラー(10004): フレームの準備中。“*****”を00:01:30;03でレンダリングできません。
エラー(-12911 c)““*****.mov”を00:00:21;04でレンダリングできません。)。

このようなエラーが発生しました。おそらくエラー発生の原因は、最適化されたメディアを作成していない事によるメモリ不足のようです。

私が使用しているMacBook Air M1はメモリ8GB搭載の吊るしモデルです。
通常の編集(4K 動画2枚くらいを重ねた編集)の書き出しでは、最適化されたメディアを作成しなくても全く問題ないのですが、今回はかなり重たい編集内容でした。

今回エラーが発生した動画の編集内容は、カメラ性能の比較動画で、4K動画を10枚並べるとういう明らかに重たい編集の書き出しで、アクティビティモニタでFinal Cut Pro X動画書き出し時のメモリ使用率を確認していたところ、毎回、4K動画を10枚並べたところの書き出しで「書き出し失敗」していることがわかりました。

そこで最適化されたメディアを作成していない事によるメモリ不足を疑い、最適化されたメディアを作成したところ、問題なく書き出しに成功しました。

通常カメラで撮影された動画ファイルは「H.264」や「H.265」で圧縮されて保存されていますが、Final Cut Pro Xで編集・書き出しする際にはPC内部で、圧縮ファイルを解凍しながら処理しています。この解凍作業にメモリを多く消費してしまいます。

これを回避するために、「最適化されたメディアを作成」という機能が存在します。
この機能は、事前に動画ファイルを最適化されたファイルとして複製する機能です。
「最適化されたメディアを作成」により作成されたファイルはFinal Cut Pro Xで編集・書き出しする際に最適化されており、圧縮ファイルを解凍する必要がなく、処理が軽くなります。

最適化されたメディアを作成する方法

最適化されたメディアを作成_1

最適化されたメディアを作成したい「プロジェクト」を選択します。

最適化されたメディアを作成_2

メニューバーの「ファイル」→「メディアをトランスコード」をクリックします。

最適化されたメディアを作成_3

「最適化されたメディアを作成」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
これで最適化されたメディアを作成することができます。対象の動画ファイルが多い場合は、処理に数十分かかる場合があります。

処理が軽い最適化されたファイルは圧縮されていないため、大きなファイルで、十分なストレージの確保が必要です。
ご使用のMacBookのストレージが十分にない場合は外付けSSDを使うことで十分なストレージを確保してください。

私はMacBook Air M1の256GBモデルに、2TBの外付けSSDを接続して使用しています。
おすすめの外付けSSDについては、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

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今後、Final Cut Pro Xでの書き出しエラーに遭遇して原因が解決したものに関しては、その都度この記事更新していきます。書き出しエラーの原因は多数あるので、エラーに遭遇するたび、この記事を随時更新して少しずつノウハウを貯めていきます。

それではまた( ^_^)/~~~

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