Apple製のiPhone、iPad、Mac間のファイル共有にはAirDrop(エアドロップ)が使えるので簡単に動画共有が可能ですが、WindowsのPCからiPhoneやiPadへ動画を入れる場合はAirDropエアドロップは使えないので少し手間が必要です。
そこで、できるだけ簡単にWindowsのPCからiPhoneへ動画を入れる方法を解説します。もちろん動画をiPhoneのカメラロールに入れることも可能です。
この記事で解説している方法を使えば動画ファイルの他にも、画像やPDF等のファイルもPCからiPhoneへ共有することが出来て便利なので覚えておくといいと思います。
PC内の動画ファイルをiPhoneのカメラロールに入れる方法
PCの中にある動画をiPhoneへ移動して、外出先でも動画を楽しみたいという方へ向けて、PCに不慣れな方でもわかりやすく解説します。PCからiPhoneのカメラロールへ動画を入れることが出来れば、PCからiPhoneへ入れた動画をSNSで共有することもできます。
WindowsのPCからiPhoneへ動画を入れる方法はひとつではなく、いくつもありますが、今回は私がよく使っている方法を紹介します。
この方法では、以下のように二段階の作業を行います。
-
PCからiPhoneのファイル管理アプリに動画を入れる
- iPhoneのファイル管理アプリからカメラロールに動画を移動
それでは、それぞれの作業毎に手順を解説ていきます。
PCからiPhoneのファイル管理アプリに動画を入れる
①iPhoneにファイル管理アプリをインストール
ファイル管理アプリをiPhoneにインストールします。
おすすめのファイル管理アプリは「Kingbox.」か「Mixdata」です。※2020/09/27現在
どちらのアプリもほぼ同じものなのでどちらでもお好きな方で構いません。
「Kingbox.」
「Mixdata」
②PC側でiTunesを起動してiPhoneを電源ケーブルで接続
PCにiPhoneが認識されたら下の画像のようなiPhoneマークが出てくるのでクリック。
③左のメニュー一覧から「ファイル共有」を開く
④Appからファイル管理アプリを選択
※画像は「Clipbox+」を利用。
⑤ファイル管理アプリの書類の枠内にiPhoneに入れたい動画を入れる
ファイル管理アプリの書類の枠内にiPhoneに入れたい動画をドラッグアンドドロップする。
この操作によりiPhone内のファイル管理アプリから動画が転送されてiPhoneから閲覧可能になる。
※※画像は「Clipbox+」を利用。
iPhoneのファイル管理アプリからカメラロールに動画を移動
※画像は「Clipbox+」を利用。
①iPhoneでファイル管理アプリを起動して「MyCollection」をタップ
※日本語表記の場合もあります。
②右上の「Action」をタップ
※日本語表記の場合もあります。
③下のメニューを左にスワイプ
④カメラロールに移動させたいファイルにチェックを入れて送信
カメラロールに移動させたい動画ファイルを選択して、下のメニューの「Camera Roll」をタップすれば、カメラロールに動画がコピーされます。
※コピーに少し時間がかかりますのでカメラロールに反映されるまで数秒から数十秒かかることがあります。
※日本語表記の場合もあります。
〆
最近ブログの更新が滞っており久しぶりの投稿になります。
今回は、職場の方からの依頼で「WindowsのPCからiPhoneのカメラロールへ動画を入れる方法」について解説しました。
この方法で動画の他にも写真、PDF、Textなど様様なデータをPCからiPhone内に取り込むことができるので非常に便利で応用が効きます。
最近は、iCloud等のクラウドサービスが充実してきており、有料ですが契約してしまえば、ネットが繋がる環境ならどこでも、目的のファイルにアクセスできるようになりましたが、クラウドは有料サービスで毎月お金がかかりますし、オフラインだと役に立たないという欠点があります。
今回解説した有線でのデータやり取りの方法を覚えておくと、PCとiPhone間のデータやり取りが簡単にできて便利だと思います。
それではまた( ^_^)/~~~
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