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【Boot Campの使い方】快適に使うためのカスタマイズ方法を解説

PC & MOBILE
この記事は約7分で読めます。

こんにちは、しょうたです。
先日、僕が普段使っているMacBookAir2017にWindows10をインストールしてみました。
MacBookにWindows10をインストールするのはMacBookに標準で入っているBoot Campアシスタントという機能を使えば簡単にできますが、Boot Campアシスタントでインストールしたそのままの設定ではWindows10を快適に使用することはできません。

でも大丈夫です。少しカスタマイズしてあげることで快適に使用できるようになるので。

今回は、MacBookでWindows10を使うためのBoot Camp機能の使い方、Boot CampでインストールしたWindows10をより快適に使うためのおすすめの初期設定(カスタマイズ)を備忘録ついでに解説します。
※PCの基本操作ができる方向けの内容です。

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Boot CampでMacBookにWindows10をインストール

お使いのMacBookに128 GB 以上の空き領域が確保しておくことをおすすめします。

Boot CampでMacBookにWindows10をインストールする手順を解説します。

①WindowsOSのISOファイルをダウンロード

まず、MicrosoftのサイトからWindows10のISOファイルをダウンロードします。
ISOファイルのダウンロードは無料です。

Microsoftのサイトにアクセスした後、エディションの選択で「Windows10」を選択、製品の言語の選択で「日本語」を選択し、「64-bit ダウンロード」のリンクからISOファイルをダウンロードします。

②Boot CampアシスタントでWindowsをインストール

Apple公式の解説ページ「Boot Camp アシスタントで Mac に Windows 10 をインストールする」を必要に応じて確認してください。

「command + スペース」でSpotlight検索を表示して「bootcamp」と入力してBoot Campアシスタント.appを起動する。

Windowsパーティションのサイズを設定する画面が表示されたら、WindowsOSで確保するサイズを設定します。
僕はWindowsOSを64GBに設定しました。※MacBookAirのストレージは1TB

Boot Campアシスタントの指示にしたがって進めるとWindowsOSのインストールが始まります。

ネットワークに接続できない場合はオフラインのまま進めます

Windows10のデスクトップが表示さされたところで、Boot Campアシスタントが自動で起動するので指示に従いインストールします。
MacBookでWindows10を使うための設定をしてくれます。

③Boot Campアシスタントのバージョンアップ

Windowsメニューから「Apple Software Update」を起動します。

Boot Campアプリを最新バージョンに更新アップデートします。

再起動後も最新になるまで再起動しながらを繰り返す。※1回のアップデートでは最新にならない場合があるため。

これでBoot CampアシスタントでMacBookにWindowsをインストールする手順は終了です。

Boot CampのWindows10をより快適に使うためのカスタマイズ

①キーボードの「英数キー」「かなキー」を設定

この設定をしないと、標準では「英数」ボタンを押すとカタカナになってしまいます。
MacBookの時と同じように「英数」ボタンで英数入力モードに切り替えるには、Microsoft IMEの設定を変更します。

キーとタッチのカスタマイズ→キーの割り当て→無変換キー→IME-オン/オフ

これでMacOSと同じように英数ボタンが使えるようになります。

②Controlキーを左Commandキーに割り当てる

この設定をしないと、コピペがControlキーなので、Macユーザーとしては使いづらいです。
Controlを左のCommandキーに割り当てることによりコピペがMacBookと同じ使用感になります。

フローソフト『KeySwap』をダウンロードします。

ダウンロードしたKeySwapを管理者として実行します。

①キー名の枠を選択してMacBookの左Commandボタンを押すと「【左Win】」が入力されます。
②キー名の枠を選択してMacBookのControlボタンを押すと「【左Ctrl】(1D)」が入力されます。
下の写真のように設定されていれば「終了」ボタンを押せばOKです。

これでMacOSと同じようにコピペが使えるようになります。(左Command+Cでコピー、左Command+Vで貼り付けなど)

※設定が反映されない場合は再起動することで反映されることがあります。

③トラックパッドを快適にする

この設定をしないと、スクロールの方向が逆だったり、マルチタップが使えないなどトラックパッドがめちゃめちゃ使いづらいです。

そこでGitHubでBen (Bingxing) Wang氏が公開している「mac-precision-touchpad」をインストールします。これでBoot CampのWindows10でもMacBookのように快適にトラックパッドを使用できるようになります。

これ本当に助かる。これがないとBoot Camp使えないも同然です…。

まずは「mac-precision-touchpad」へアクセスして「Release」の最新のページをクリックして開きます。画像は「Release 3979」が最新です。

「Drivers-amd64-ReleaseMSSigned.zip」のZipファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたZIPファイルは適当なフォルダに解凍しておきます。

次にダウンロードしたファイルをインストールするための設定をします。

コマンドプロンプトを管理者として実行します。

「bcdedit -set TESTSIGNING ON」を入力してEnterキーを入力。テストモードになります。

このように「この操作を正しく終了しました。」と表示されたらOKです。

※表示されなければセキュリティーが高いT2チップ搭載のMacBookです。追加で操作が必要になります。

下記サイトを参考にセキュアブートの設定を一時的に「セキュリティなし」に設定してから同様の操作を行えばインストールできることを確認しています。

T2チップ搭載の新MacBook Pro強固すぎるセキュアブートとは?

インストール後はセキュアブートの設定を「完全なセキュリティ」に戻すことを忘れずに。

解凍したフォルダを開いて「AmtPtpDevice.inf」を右クリックして「インストール」を実行します。

「bcdedit -set TESTSIGNING OFF」を入力してEnterキーを入力。テストモードが終了されます。

最後に、Windows10の設定→デバイス→タッチパッドの「右クリックするにはタッチパッドの右下を押します」というオプションのチェックをOFFにすることをおすすめします。
この設定を行うことで、2本指でトラックパッドをクリックすると右クリックになり、MacBookと同じ使い心地になります。

※設定が反映されない場合は再起動することで反映されることがあります。

先日、SSDを1TBに換装したことでストレージに余裕があるMacBookAir2017に、Windows10をBoot Camp機能を使ってインストールしてみました。
Boot Campの使い方の解説と、Boot CampのWindows10をより快適に使用するためにほぼ必須なカスタマイズを3つ紹介したので参考にしてみてください。

Boot CampでWindows10をインストールしてから、約三ヶ月使用していますが快適になんの不自由もなく利用できています。
数週間利用すると画面の右下に「Windows10のライセンス認証を行ってください」というメッセージが透かしで表示されますが、無視していてもそのまま利用できます。※個人設定など使えない機能が一部あります。
僕は約三ヶ月間使ってみてなんの問題もなかったのでライセンスを購入しライセンス認証して使ってます。

良いBoot Camp生活を。それではまた( ^_^)/~~~

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