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紅葉を鮮やかに撮影するためには必須?PLフィルターの効果を実験!

CAMERA NEWS
この記事は約4分で読めます。

こんにちは、しょうたです。
ついに今年も紅葉の季節がやってきました。ドローンやカメラ、ジンバルが趣味の僕からすれば撮れ高最高の季節です。

ポスター等で見る紅葉って鮮やかですよね。でも、みなさん紅葉の撮影をした際に「思ったより白っぽく写ってしまう」や「紅葉の色が鮮やかに撮れない」などの経験がある方もいるかと思います。
実は紅葉を鮮やかに撮影するするためには反射をコントロールするフィルターを使用する必要があるんです。

そこで今回は、紅葉を撮影する際には必須アイテムと言っていいほど重要なフィルター「PLフィルター」紹介と、「PLフィルター」の効果がわかる実験をしていきたいと思います。

PLフィルターを知り、反射をコントロールすることで、紅葉や海、空などの風景をより鮮やかに撮影してみましょう。

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PL(偏光)フィルターで紅葉を鮮やかに撮影

昨年の紅葉シーズンに、栃木県日光市の戦場ヶ原や中禅寺湖でドローン(Mavic 2 Zoom)空撮をしてきましたが、紅葉が思ったより白っぽく写ってしまいました。Mavic 2 Zoom専用のPLフィルターをAmazonでポチっていたものの届かず…。
一緒にドローンを飛ばした友人はPLフィルターを使用して撮影していたため、その紅葉の色の違いは歴然でした。

それでは紅葉を鮮やかに撮影するための必須アイテムといっていいほどの効果がある、「PLフィルター(偏光フィルター)」を紹介します。

そもそもPL(偏光)フィルターって何?

PLフィルターはPolarized Lightフィルター(偏光フィルター)の略で、水面や空気中の反射などによって発生する偏光をカットするフィルターです。

PLフィルターの偏光膜は回転式になっており、回転させることでカットする偏光の角度を調節できます。

使用したいカメラ名(一眼の場合はレンズの径)とPLフィルターの文字で検索すると商品が出てくると思います。
※Osmo Pocketの場合は「Osmo Pocket PLフィルター」

反射を自在にコントロールして鮮やかな写真を撮影

PLフィルターは偏光膜を回転させて、どの方向の偏光をカットするか調節できます。
使用の際は映像のプレビューを確認しながら、より偏光がカットされる角度に調節必要があります。

PLフィルターを適切な角度に調節することで、水面や空気中の反射、紅葉の場合は葉っぱの反射によって発生する偏光をカットして、海や空、紅葉などの風景をより鮮やかに撮影することができます。

PLフィルターは常に反射を最小にして使用する必要はなく、作品に合わせて反射をコントロールすることが重要です。

PLフィルターの効果を実験してみた

PLフィルターの効果がどれほどのものか実際に撮影して、「水面の反射」と「光沢面の反射」でそれぞれ比較してみました。

左の画像がPLフィルター無しの画像、右の画像がPLフィルター有り(反射最小)の画像となっています。

水面の反射をPLフィルター有無で比較

水面の反射をPLフィルター有無で比較

PLフィルター無しの場合は水面に白っぽく反射していますが、PLフィルターを使用するとほとんどの反射が抑えられていて、底がはっきり見えるのがわかると思います。

このように、PLフィルターで水面の偏光をカットできるので、ドローンで海を撮影する際にPLフィルターを使用することで、海面の反射を抑えて海底をクリアに撮影可能になります。

光沢面の反射をPLフィルター有無で比較

光沢面の反射をPLフィルター有無で比較

PLフィルター無しの場合はノートPCの光沢面に家具等が反射していますが、PLフィルターを使用すると反射がなくなり、ノートPCの光沢面がはっきり見えるのがわかると思います。

信じられないかもしれませんが、これらの写真は照明など全く同じです。
この実験で、PLフィルターを使用するかしないかでは写真や映像に大きな違いが出てくることがお分かりいただけたと思います。

今回はPLフィルターの効果を確かめる実験をしてみました。
PLフィルターを適切な角度に調節することで、水面や空気中の反射、紅葉の場合は葉っぱの反射によって発生する偏光をカットして、海や空、紅葉などの風景をより鮮やかに撮影することができます。

これから紅葉の季節がやってきますが、紅葉撮影の際にPLフィルターの使用すると、より写真や動画が満足のいくものに仕上がると思います。是非PLフィルターの使用を検討してみてください。

来週2020年10月16日(金)〜2020年10月18日(日)の2泊3日で栃木県日光市に紅葉撮影に行っきます。
今回はドローン(Mavic 2 Zoom)や、小型ジンバルカメラ(Osmo Pocket)を使って撮影しますが、どちらもPLフィルターを使用して紅葉を撮影する予定です。
そのほかにも、新しく入手したSONYの高級コンデジ(RX100M3)をジンバル(MOZA Mini-P)に載せての撮影も考えています。

来週はこのBlogで栃木県日光市の紅葉の状況を速報でお伝えしようと思います。
それではまた(^^)/~~~

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