こんにちは、しょうたです。
今日は、久しぶりのOsmo Pocketネタです。
Osmo Pocketが発売されて2年4ヶ月、後継機種であるDJI Pocket 2が発売されて5ヶ月近くが経ちました。最近は特に時の流れが早い気がする。
先日、DJI Pocket 2を購入した友人から、「Osmo Pocketのピントが合わない」という相談を受けました。
設定を確認したところDJI Pocket 2のピントが合わない原因がAFの設定である事が分かり、設定を変更することでピントが合うようになりました。
この記事では、Osmo PocketやDJI Pocket 2のピントが合わない時の対処方法を解説していますので、Osmo PocketやDJI Pocket 2ユーザーの方でピントが合わない問題でお困りの方は是非参考にしてみてください。
Osmo Pocketのピントが合わない時の対処方法
Osmo Pocketのピントが合わない原因はAFの設定
先日、DJI Pocket 2を購入した友人から「Osmo Pocketのピントが合わない」という相談を受け、僕が設定を確認したところ、AF(オートフォーカス)の設定が「AFS」になっていることがピントが合わない原因だとわかりました。
Osmo PocketやDJI Pocket 2のピントが合わない時は、AF設定が「AFS」になっていることが多いです。
Osmo PocketのAF設定の確認と変更方法
Osmo PocketやDJI Pocket 2のAF設定を確認して、AFSになっていたらAFCに設定しましょう。
画像付きで手順を詳しく解説します。
※ここではOsmo Pocketの画像を例に解説していますが、DJI Pocket 2でも同様の操作で設定可能です。
Osmo PocketやDJI Pocket 2の電源を入れて撮影待機画面が表示されるまで待ちます。
まず、画面を上から下へスワイプしメニュー画面表示します。
次に「AFC」又は「AFS」と表示されたAFの設定画面が表示されるまで数回左にスワイプします。
AFの設定画面で、「AFS」になっていたら画面をタップして「AFC」に変更します。
※「AFS」「AFC」はタップすることで交互に切り替わります。
AFの設定を変更したら、画面を下から上へスワイプしてメニュー画面を閉じます。
Osmo Pocketの画面が撮影待機状態になればAF設定完了です。
これでAFの設定を「AFC」に設定出来ました。このようにAFの設定を「AFC」に設定した状態でOsmo PocketやDJI Pocket 2のピントが合うか試してみてください。
AFの設定が「AFS」になっていることが原因でピントが合わなかった方は、これでピントが合わない解決します。
AF設定の「AFS」と「AFC」の違いと使い分け
AF設定の「AFS」はリアルタイムでAFが効かず不便なのに、なぜこんな設定が用意されているの?と疑問に思う方もいると思います。
そこで、簡単ですが「AFS」と「AFC」の動作の違いやその使い分けをご紹介します。
AFS(オートフォーカスシングル)とは?
AFS(Auto Focus Single)は、一度固定したフォーカスを合わせたらそのままフォーカスを動かさずに撮影するモードです。
例えば、AFCモードで遠くにある風景などを撮影していると、ピントを合わせたくない車や通行人などがカメラの前を通過した場合にピントがもっていかれることがあります。
こんな時は、AFSモードを使うことでピントを風景に合わせたまま撮影することができ、通過する車や通行人にピントが合ってしまうことを避けられます。
AFSモードのタッチフォーカス
Osmo PocketやDJI Pocket 2で、AFSモードに設定した場合、タッチフォーカスするとタッチしたところにピントが合いそこでフォーカスが固定されます。
AFC(オートフォーカス)とは?
AFC(Auto Focus Continuous)は、自動でフォーカスを合わせてくれる撮影モードです。
Osmo PocketやDJI Pocket 2の場合は優先的に人の顔や手前にあるものにピントを合わせてくれます。
動いているものを撮影する場合や、撮影者自身が動く場合はAFCモードを使用します。
特にAFSモードを使用したい場面以外では、基本的にはAFCモードに設定しておくのが良いと思います。
AFCモードのタッチフォーカス
Osmo PocketやDJI Pocket 2で、AFCモードに設定した場合、タッチフォーカスするとタッチしたところに一時的にピントが合います。その後、シーンによってAF(オートフォーカス)が働き、自動的にピント位置が変更されます。
〆
この記事では、Osmo PocketやDJI Pocket 2のピントが合わない時の対処方法と、AFSやAFCの違いについて解説しました。
Osmo PocketやDJI Pocket 2ユーザーの方でピントが合わない問題でお困りの方は是非参考にしてみてください。
Osmo Pocketは購入から2年半が経過しますが、まだまだ現役で活躍してくれています。
近いうちに、Osmo PocketとDJI Pocket 2の性能比較をする予定なのでお楽しみに。
それではまた( ^_^)/~~~
コメント
初めまして
検索していて辿り着きました
DJIPocket2を購入して使い始めているのですが撮影時にピンボケします。
オートフォーカスは連続(これがAFCだと思っているのですが…)になっています。
動きながら撮ったりする場合はどうしてもそうなるのは仕方ないのでしょうか?(特に車内から走りながら外の風景を撮ったりしたときなど。)
ずっと合わないわけではなくてそのうちピントが合うのですが…
動画を撮ることがほとんどなかったので(VLOG的なものを撮りたくて購入しました)これがおかしいのか普通なのかわかりません。
どれだけ調べても出てこなくて…
もしよかったらアドバイスお願いします
コメントありがとうございます。
車のフロントガラス越しに撮影されているということでしょうか?
そうであればフロントガラスの反射などにより、AFの動作に影響が出ていることが考えられます。
フロントガラス越しに撮影するのであれば、AFSにして遠くの風景にピントを合わせた状態で撮影すると良いと思います。
ガラス越しでなくても症状が出るのであれば、一度DJIのサポートに連絡してみることをおすすめします。
https://www.dji.com/jp/mobile/support
返信頂き有難うございます
本当に助かりました!
車中からだけでなく普通に歩いてる時(周りの様子や物を撮ったり)に撮影してもなかなかピントが合うまでに時間がかかってる感じなのを再生して初めて知りとても悲しくなりました…(合うときは合いますし合わないときは最後まで合わなかったり…)
教えていただいたサポートに連絡したところ(オンラインチャット)シングルモードにしてその時その時でタップしてピントを合わせてみてください、と指導され愕然としました。
ただ普通に歩いて様子を撮るのにしょっちゅうタップしてピントを合わす(しかも画面が小さいので合ってるのかすらわからないまま)ような撮影をしないといけないものなのでしょうか…
それでも合わないようなら修理点検依頼をということでしたが悲しくなりました。
(逆に言えばそれでピントが合えばこれからもそうやって使ってくださいってことだそうです)
どれだけいろいろDJIPocket2で検索してもそんなこと(しょっちゅうタップしてピントを合わせる)を言ってる人はいなかったので…
購入したことを後悔しています…
すみません、アドバイス頂き感謝しています!
そうでしたか。
毎回タップしてピントを合わせるのは正直やってられないですよね。
おっしゃる通り、DJI Pocket 2が通常時ピントが合いにくいというのは聞かないので、くっく様がお使いの個体に不具合があるのかもしれません。
DJI社にはもう少し真摯に対応して頂きたいところです。
あまりお役に立てず申し訳ありません。
解決される事を願っています。